特別管理産業廃棄物(有機物)処理装置の開発

産業廃棄物と一般廃棄物

生物や環境に悪影響を及ぼす毒性の強いアスベストやPCBといった物質は、特別管理産業廃棄物に分類されています。


特別管理産業廃棄物は、廃棄物処理法で「爆発性、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有する廃棄物」として規定され、必要な処理基準を設け、通常の廃棄物よりも厳しい規制がおこなわれています。

さらに、廃PCB等、PCB汚染物、PCB処理物、廃石綿等(飛散するおそれのあるもの)は、特別管理産業廃棄物の中でも特定有害産業廃棄物に分類されています。

特別管理産業廃棄物

PCB廃棄物の処理方法には、以下の5種類が認められています。

処理方法内容
脱塩素化分解薬剤などと十分に混合し、脱塩素化反応により分解する方法
水熱酸化分解高温高圧の水中において分解する方法
還元熱化学分解還元雰囲気の高温下において分解する方法
光分解光化学反応により分解する方法
プラズマ分解プラズマ分解による高温下で分解する方法(当社の水プラズマが該当)

(出典:環境省、JESCO)